▲巨大な修道院、モンサンミッシェルの写真。(写真1)
■モンサンミッシェルについて■
モン・サン・ミッシェル(Mont Saint-Michel)は、直訳すると「聖ミカエルの山」という意味。名前は、この小島のことを指す一方で、修道院のことでもあります。修道院の一番高いところ、てっぺんには大天使ミカエルの像が掲げられています。
1979年に、「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。カトリックの巡礼地のひとつですが、今は世界中から観光客が訪れる、フランスの大定番の観光地です。 |
▲修道院の上から見た島周辺の景色。自分たちが来た道がよく見えます。
▲石造りの階段を上っていきます。頂上のトンガリの上には金色のミカエル像。
▲広大な内部。とても大昔の建築物とは思えない造り。
▲内部にはよく手入れされた中庭が…。
■モン・サン・ミッシェルが造られたわけ■
アヴランシュ司教オベールがある日みた夢の中で、大天使・ミカエルから「この島に聖堂を建てなさい」とのお告げを受けたことがはじまりです。オベールは、単なる夢だと思って信じませんでした。再び同じ夢を見たものの、その時も何もしませんでした。そしてついに3度目に同じ夢を見たとき、大天使ミカエルはしびれを切らしてオベールの頭に指を触れて強く命じました。翌朝、オベールが自分の頭に触れたとき、頭に穴が開いていることに気づいてびっくりし、お告げどおりに礼拝堂を作ったのです。 |
▲大天使ミカエルがオベールの頭に指を当てて念じる壁画がありました。
▲当時の優れた建築技術にふれることができます。
▲大天使ミカエルの像が展示してありました。
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モンサンミッシェルの島内に宿泊した翌日は、修道院内の見学をしました。ここではその時に撮影した写真を紹介します。
→モンサンミッシェルの夜景
■修道院・島の周りは海
モンサンミッシェルの修道院は巨大で、島の大部分を占めている建物ですが、周りにあるのは海だけ。建築材料などどうやって運んで建設したのか不思議です。遠浅なので船も使いづらそうだし。
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■この地方独特のオムレツ
モンサンミッシェルの周辺では、この地方独特のオムレツを食べることができます。これは普通のオムレツと違って、卵をすごく泡立ててふわふわにしたもの。昔、巡礼に訪れる僧侶が、どのようにしたら少ない食材でお腹いっぱい食べられるかを考えた結果、ふわふわに泡立てて大きくしたそうです。このあたりのレストランで食べてみましたが、すごくシンプルな塩味で、素朴でした。歴史を感じられる食事でした。 |