▲雄大にそびえたつコロッセオとその周辺のようす |
イタリア・ローマの名所、コロッセオを観光しました。ここは、グラディエーター(剣闘士)たちが猛獣や、ほかの選手と戦っていた闘技場で、現在は世界遺産となっています。移動中の飛行機内で映画「グラディエーター」を見たので、なんとなく当時の雰囲気もわかって楽しめました。行く前に見ることをおすすめします。
この日は平日だったのですが、
とても多くの観光客でにぎわっていました。中に入ってみると、石造りのとてもしっかりした建物でした。大昔に建てられたとはとても思えないほどの高い技術力です。
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▲とても頑丈そうな石作りの柱 |
▲広々と広がる闘技場 |
▲観客席のようす。数万人収容可能。 |
▲一部だけ作られている闘技場の床は復元されたもの |
■グラディエーターたちの戦いの場
闘技場の形は楕円形ですが、現在は一部に復元された床があるのみです。他のところからは下の部屋が見えますが、当時はこの楕円形全体に床があり、そこでグラディエーターたちが戦っていました。
一般的に、グラディエーターは奴隷など身分の低いの人で、観客席からは身分の高い人たちがグラディエーターが戦うのを見て楽しんでいたのです。残酷な歴史ですね。闘技場の下には部屋がたくさんありますが、グラディエーターの控室などに使われていたのでしょうか。観客席も丁寧に作られていて、しっかり観戦を楽しめるようになっています。数万人も収容できるそうです。
コロッセオは石を素材に作られた建物ですが建築技術はとても高く、かなり頑丈だそうです。メンテナンスが定期的に行われているとはいえ、完成してから長年にわたって形を残すことができたのはその技術のおかげでしょうか。 |
▲ミニバージョンの凱旋門。と言っても結構立派な大きさ |
▲赤い騎士の格好をした人。高額チップに要注意! |
■チップの請求にご用心!
コロッセオ内部の観光を終えて、外に出てくると、凱旋門のミニバージョンのようなものがありました。そして、この付近には騎士の格好をしたおじさんが何人か立っています。一緒に写真撮影ができるのですが、撮影後にはこの人たちにチップを払わなくてはいけません。ふつう、撮影してもらって払うのはせいぜい数ユーロですが、相手が日本人だと分かると、数十ユーロくらいのかなり高額のチップを要求するらしいので注意が必要です。日本人は、けっこう頻繁にだまされているようです。僕はだまされないように、遠くからこっそり撮影しました(笑)
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