世界遺産・ポンペイ遺跡の写真(新婚旅行・イタリア)

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ポンペイ遺跡 スポンサーリンク
ポンペイ遺跡の写真

▲ポンペイ遺跡の広場


▲入り口付近から見下ろした遺跡
 ポンペイ遺跡は、ナポリの近くにある大昔の都市です。今から約2000年前、都市の近くにあるベスビオ火山が大噴火した時に火砕流で地中に埋もれてしまいました。現在では大部分が発掘され、観光地として世界中から観光客が訪れる世界遺産です。その面積はとても広く、現在でもまだ発掘中の部分があるのです。大昔にこんな立派で広大な都市があったなんて本当に不思議です。日本では考えられませんね…。中に入ると、映画の中で見たような美しい景色や優れた文化の跡を見ることができました。


▲高くそびえたつ遺跡。技術も高いです。


▲神聖な雰囲気がある場所。神殿?
 ポンペイ遺跡の中には、大昔の人たちが作ったとは思えないほど大規模な建物が並んでいました。僕たちのツアーグループは、耳に無線のイヤホンをつけて、マイクでしゃべるインストラクターさんの説明を聞きながら快適に観光していきました。このポンペイは、すごく広大な敷地に広がっている都市で、最盛期には2万人くらいの人が暮らしていたらしいです。


▲都市には石造りの道路がはり巡らされています。


▲居酒屋さん跡。穴は食料の入った壺入れです。


▲風俗店の跡です。壁に描かれたメニュー表。


▲大昔の大浴場です。穴は食料の入った壺入れです。
 都市にはりめぐらされている石造りの道路には、馬車が通ってすり減った跡がついています。道沿いには家が立ち並んでいて昔にぎわっていたようすがよく分かりました。 また、街にはみんなでお風呂に入る大浴場のようなものもあったそうです。観光の人気スポットだったので、中はかなり込み合っていました。けっこう薄暗くて、夕方はよく見えないと思います。当時は明かりみたいなものがあったのかな?さすがに熱いお湯は入っていなかったみたいですが、丈夫そうな石造りの浴槽です。運動した後にみんなで体をきれいにしていたとか。
そして、繁華街だったポンペイの街には、なんと風俗店の跡も残っているのです。風俗店の中に入って観光することもできます。いやらしい壁画が何種類もあります。これは、言葉が通じない旅人も、この壁画を指さしてメニューを選べるように工夫したものなのです。異文化コミュニケーションですね。居酒屋なども繁盛していたようで、ちゃんと跡が残っています。石で造られたカウンターには穴が開いていて、この穴にお酒や食べ物が入った壺などを入れていたそうです。
 ポンペイ遺跡は世界遺産ということもあり、観光客がたくさん訪れ、いろんな人種の人たちが散策しています。日本人も多く、僕たちのツアーグループ以外にもたくさん見かけました。


▲グラディエーターの広場


▲ポンペイにある劇場
■グラディエーターの文化が残る
 街のはずれには、柱に囲まれた上の写真のような広場もあります。ここは、いわゆるグラディエーターが戦いのトレーニングを行っていた場所だそうです。グラディエーターは奴隷として、観客を楽しませるために猛獣などと戦っていた人たちです。ポンペイ遺跡には、当時の最新技術・文化と、身分差別による残酷な歴史の両方がしっかりと残っていました。

■ポンペイ遺跡破壊事件!?
 こんな感じで大昔の文化に触れながらポンペイを観光していると…突然、報道カメラマンがやって来てツアーガイドさんとイタリア語でしゃべりだしました。「なんだ?」と、思ってガイドさんに聞いてみると、この日の朝、ポンペイ遺跡の一部が何者かによって破壊されたそうです。「それについてどう思いますか?」と、観光客を相手にインタビューをしているカメラマンでした。ちなみに夜、ホテルの部屋で見ていたニュース番組でこの事件が報道されました。(イタリア語はさっぱり分かりませんでした)映像を見ると、破壊されたところは結構派手に壊れていて壁がばらばらに飛び散っていました。ホント、残念なことするなぁ。世界遺産なのに…

 
コロッセオの観光レポート

 

 


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